知らないことだらけ

ゲームとゲーム音楽と雑記

テレビのスピーカーを変えたらブレスオブザワイルドが楽しくなった話

マスターソードを抜いて神獣を3体解放して、やっとこさ祠解放が100に達したばかりのだらけと申します、よろしくお願いします。物語クリアをするべきかどうか、まだまだこのハイラルを走り切りたい気持ちが強いこの頃です。このゲームを終わらせたくない気持ちが強くなってます。

 

というのも、表題の通りスピーカーを変えたらハイラルの世界がますます心地よくなったからです、今回はそこらへんの雑感を。

 

今回用意したスピーカーはこちらです。

 

ヤマハ パワードスピーカー (左右1組) ブラック NX-50(B)

ヤマハ パワードスピーカー (左右1組) ブラック NX-50(B)

 

 あまり家電に詳しくないので、コンセントとオーディオケーブルを挿し込むだけで設定完了する手軽さと、他製品と比べてそれほど高価ではない、という点で選んでみました。

スピーカーを変えようと思ったきっかけは、先日のARMSニンテンドーダイレクトです。スマホで視聴したときはヘッドフォンをしていたので、ゲーム内の音楽がとてもよく聴こえたのですが、帰宅後にWiiUyoutubeアプリでダイレクトを改めて視聴したときに、肝心の音楽が全然きこえなかった、ということがとても残念だったからです。

自分はテレビを使ってゲームを遊ぶことが多いので、どうせ楽しむなら音楽もそれなりに聞こえるようにしたいと思った次第です。

 

今回の記事では、ブレスオブザワイルドをプレイしたときの感想を。

 

 (目次)

  • 足音や風の音でゲームがより遊びやすく
  • 聞こえなかった音に気付けた

 

 足音や風の音でゲームがより遊びやすく

プレイしてまず感じた違いは「足音や風の音などの環境音がよりリアルに感じられる」ということでした。リンクが服を忍びシリーズから兵士の鎧に変える、すると足音もより重たくて金属音がする。それがリアルに感じられる。ちょっと大袈裟に感じるかもしれませんが、まさにそう感じたのです。リンクが歩く足音がよりリアルに感じられるということは、リンクを操作している一体感がより強くなったということです。

操作キャラとの一体感を感じるためには 、操作感覚が重要である、ということが大事だと思います。特にブレスオブザワイルドでは、ゲームの最初から最後までずっとリンクを操作することになります。いかにリンクを自由に操作できるようになるかがゲームへの没入感を深める鍵だと言えます。*1そして私は、操作性と同じくらいに操作時の音(サウンドエフェクト)が大切だと考えました。足音や抜刀する時の音、弓を引き絞る音、そういったリンクの行動を表す音が、操作している自分と画面の向こうのリンクとを一つにつなげてくれる、今作ではそんな風に音がゲームの世界への没入感を深めてくれていると強く感じました。

より良く聞こえるようになったのはそれだけではありません。

大きく感じた変化としては、ゲーム内の環境音がよく聞こえるようになったことです。ハイラル全土に吹く風の音、虫の音、空気が張り詰めたあの感じ、などなどがよく聞こえるようになりました。ブレスオブザワイルドにおいては、この環境音がとても大事な意味をもっています。虫の音が聞こえればそこにはガンバリカブトとかの虫がいる証拠だし、強い風の音が聞こえればそこには上昇気流があったり、近くを龍が飛んでいたりする証拠なのです。もちろん歩行型ガーディアンに見つかった時のピアノイントロもよりはっきりと聞こえるようになりました。環境音がそのままゲーム内のヒントになっているので、環境音がよく聞こえることがそのままゲームプレイの向上に繋がりました。リザルフォスの鳴き声、敵が属性矢を放とうと弓を弾き絞る音、それらを助けにして自分の動きを考えてゆく。常々思っていることですが、サウンドエフェクトは自分が普段意識している以上にゲームプレイの助けとなり、思い出となっている、と改めて実感しました。

余談ですが、聞きなれない不快な音が聞こえてきた、と思ってあたりを見回したときにヒノックスが鼾をかいているのを目撃した時は思わず笑ってしまいました。鼾までリアルに聞こえるとちょっとゲンナリしちゃいますよね。*2

 

 聞こえなかった音に気付けた 

スピーカーを変えて次に感動したのが、ゲーム内の音楽がそれまでよりはっきりと鮮やかに聴こえるようになったことです。私が特に感じたのがカカリコ村でした。サントラでは聴こえていたけれど、テレビのスピーカーからは聴こえてこなかったイントロの音がはっきりと聴こえるようになりました。村に入る少し前からイントロが小さく遠く聴こえてきて、その音に誘われるように村の中に入ると曲が大きくなってくる、という自分が安全な村の中に入れた、ということをよりリアルに感じられたのは想像以上に面白く感じました。

 また今まで聞こえなかった曲の音が聞こえるという点では、フィールド上の戦闘曲、イワロック戦、ヒノックス戦などもより味わい深くなりました。環境音がメインのブレスオブザワイルドですが、要所で流れてくる曲もまた素敵だと改めて気づかされました。

 

追記

 ブレスオブザワイルドの「音」についての記事を書いていたら公式が既にこういったトピックスを書いてました。

www.nintendo.co.jp

 こちらの6/2更新分では、サウンドデザイン担当の疋野光啓さんが効果音などについて紹介しています。とても面白い制作現場の裏話でした。こういう話!こういう話をもっと知りたいししてゆきたいと思うのです。 

 

 

*1:余談ですがスカイウォードソードの時には既にリンクがかっこいい動きをするために、単純にリアルな動きをするのではなく、あるところではウソをつくことも必要だろうということを実現させていました

*2:マザー2のゲップーのゲップがリアルに再現されていた時のあの気持ちです。