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レポ: 光田康典講演会「光田流作曲方法」とは

2018/8/26にNHKカルチャーセンター梅田教室で開催された「光田康典さんが語る 音楽への思いと光田流作曲方法」を受講した。コンサートやCDリリースイベントなどで何度か光田氏をお見かけする機会はあったが、こうした光田氏自身の詳しいお話を聞く機会は初めて。

講演時間はおよそ一時間半ほど。冒頭に簡単な光田氏の紹介と講演終了後に質疑応答及び物販とサイン会まで行われたがここでは割愛させて頂く。予定時間ギリギリまで質疑に応え、サイン会でも笑顔で対応された氏の人柄がとても好印象だった。

 

(目次)

・「音楽の三要素」と「光田流の音楽作りに必要な三要素」

・モチーフの大切さ

・楽曲を映像に当てはめる場合

・「絵先」の場合

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プレイ日記:Minit 1日目

ニンテンドースイッチでも配信中のアクションRPGであるMinitをはじめました。

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浜辺に流れ着いた剣を何気なく手に入れたら、実はそれが「60秒しか生きられない呪い」がかけられた剣だった……主人公はこの呪いを解くために、60秒間の生を繰り返しながら旅をする……というゲーム。

モノクロの絵柄同様、操作もとてもシンプル。Aでどうぐを使う、Bでその場で死ぬ。ゲームボーイ時代のゲームのようなシンプルさがとてもいい。

死ぬとセーブポイントからやり直しになる。けれどもその間に手に入れた道具や仕掛けなどは発動しているので、手に入れた新たな道具で道を切り拓き、少しずつ行動範囲を広げながら世界を歩いてゆく。

デスペナルティがないのがとてもいい。1プレイ60秒の繰り返しなので、どんどん死んでゆく。死ぬことに対するストレスがほとんどないのが実にいい。止め時に困らないのがさらにいい。

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ただし他のRPGみたいにゆっくり探索でもするか……とおじいさんの話をきいていたら

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そのままタイムオーバーで死んでしまうなんてことも。

 

謎解きはシンプルだけれども、わかりやすいヒントはないので手探り状態であれこれ試していたら偶然解法にたどり着くなんてことも。懇切丁寧ではないけれども、そこらへんのぶっきらぼうな感じがとても味わい深い。

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なんとも皮肉めいたセリフもちらほら。

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ちなみにキャラクターは軒並み剣で殴れるのですが、店の店主を殴るとこんな感じ。いやあ実にいい。サ・ガみたいな感じ。

ボリュームがわからないので、どれくらい遊べるかわかりませんが、気軽に遊べるので時々プレイしていこうと思います。ちなみにフィールド音楽はかなりヒロイックなメロディなので好みでした。

雑記:無事に誕生日を迎えられた

今年も誕生日を迎えることができた。

よかった。

ここ数年、はっきりとした目標があるわけではなかったけど、仕事をして、お金を稼いで、時々お出かけして、ゲームして、考えて、といった生活が続けられていることがよかった。

この一年は「我慢を減らす」を心がけていきたい。

無理をして身体や心を壊すこととか、

変に遠慮してコミュニケーションをギクシャクさせることとか、

「我慢で解決すること」を少しずつやめていこうと思う。

我慢ではなく、自らの意思で動き、話して、残していこう。

 

色々と考えていたら、モノリスソフトから最高の誕生日プレゼントが届いた。

 

 

モノリスゼノブレイドクロスを忘れていなかったんだ……!!

それがただただ嬉しかった。

 

やりたいゲームがある、

ゲームについて語りたいことがある、

共にゲームを遊んだり語ったりしてくれる人がいる。

十分幸せな人生なのかもしれない、だからもっと幸せになりたいと思った。

プレイ日記:オクトパストラベラー6日目

プリムロゼの2章クリア。

これはあれですね、ニンジャスレイヤーですね。

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回想シーンで登場する親父さん。立派な親父さんとしか言いようがない。厳格で、正しくて……という理想の貴族の父だといえる。プリムロゼの心に刻まれた家訓であるが、果たしてプリムロゼはその信念を、その父を信じていいのだろうか……と不安になるばかりだ。

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妬み、憎しみ、報い……ドロドロとしたところをこれでもかと煮詰めて突き出してくるプリムロゼの物語はなかなか面白い。聖職者が憎しみのあまりに裏稼業に手を出すあたりがとても古典的でいい。憎しみは人を狂わせる、そしてその憎しみを救えると謳うのが悪の稼業……苦々しい。

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人の報いを代行するだけと宣う刺青の男、そしてそいつに「報いはまた次の報いを生むのよ」と啖呵をきるプリムロゼ。しかしプリムロゼが今やっている復讐劇、それこそがまさに次の報いを生むものではないか。もうどう転んでも真っ白でいられないプリムロゼ。君はそれでいいのか……この旅の果てに何かが残るのだろうか。ずっとそばに置いて握りしめていた短剣、そしてそこに刻まれた言葉は、本当に信に足るものなのか。

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オルベリクが実にいい。これほど真っすぐで頼もしいやつはいない。掛け値なしに人の想いを大事にするその人柄がとてもいい。仲間との距離感がちょうどいい。

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テリオンはツンデレ

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パーティチャットで明かされるハンイットの生い立ち。これからどんどんキャラクターのことが明かされてゆくのだろう、それが楽しみだ。

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各地を回ってバトルジョブを全部解放。パーティ編成が楽しくなるがますます悩みが増えた。今のところは、神官のサイラスと薬師のオルベリク、そして狩人のテリオンが大きなダメージソースになってる。サイラスの火力が心強い。写真ははぐれメタル的なネコを撃破したところ。めっちゃ稼げて嬉しい。

プレイ日記:オクトパストラベラー5日目

8人集まり、それぞれの第2章へ。迷ったけれども攻略レベルの低いプリムロゼからスタートさせる。スキップトラベルが街に到着しないと解禁されないので、とにかく一目散にスティルスノウへ。街の曲がとてもいい。ピアノとベルが鳴り響いて、静寂に包まれた感じが実に雪国っぽくて好き。

あと忘れないうちに書いておくと、新しいフィールドに来た時にバトル曲が変わるのは最高の演出だといつも思う。またバトル1とバトル2の雰囲気の違いがとても良い、というかいかにもバトル2って感じの曲がまたいい。オクトパストラベラーの曲はどれ素晴らしいから、曲だけを語りつくしたいとは思うけれど、作曲家の西木さんが既にnoteで語りつくしているので、なんだか気が引けてしまうのが正直なところ。

街に入ってすぐイベントではなくて、各キャラクターの物語を任意で始められるのはうれしい。何事も準備が必要なので、こういった配慮がとてもいい。オクトパストラベラーは痒いところに手が届くというか、プレイ時の不満点を丁寧に潰している印象。これはブレイブリーデフォルトからの慣習(体験版→アンケート→製品版にフィードバック)が上手く機能しているからだろう。

2章からパーティチャットが閲覧できると聞いていたので、攻略本を片手にパーティチャット発生条件に合わせて慎重にパーティを組んでゆく。一度逃すと二度と見られないときいたのでね。

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予想を裏切らないサイラスの運動音痴がいい。踊りの誘いを断るその切り返し方が実にスマートでなおいい。

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アーフェンの若さが実にいい。アーフェン薬の仕事まっしぐらでそっち関係は疎そうなのがまたいい。キャラ造形はとてもいい塩梅だと思う。カッコつけすぎず、カッコわるすぎず。

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プリムロゼのこの余裕である。23歳でこれだぞおい……踊り子という職業で修羅場を切り抜けてきただけのことはある。というかプリムロゼの2章まだ途中なのだけど既にドロドロしていて、なんかもうすごい。

 

2章をすすめたい気持ちはあるのだけれども、新しいフィールドの敵がとても手ごわくてバトルが不安になってさあどうしよう……と思いながらヴィクターホロウへ寄り道をしていると、祠を発見。

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噂のバトルジョブが解禁された。2章開始前に祠をすべて巡るべきか、それとも……こうして迷っている時がRPGの醍醐味だと思う。ますますバトルが面白くなりそうなので、また遊んでゆこう。