知らないことだらけ

ゲームとゲーム音楽と雑記

プレイ日記:オクトパストラベラー9日目

諸事情によりかなり駆け足で楽しんでいます。とはいえメインストーリーもサブストーリーも出来る範囲でしっかりと楽しんで。

 

テリオン2章3章

これだけ心を閉ざしているテリオンの、その理由が明らかにされてゆく。信じたものに裏切られることはこの上なく辛い。どのキャラクターも1~4章で起承転結にまとめられているので、3章はどれも当人にとって辛いところをえぐってくる話が多いと思った。大事な隣人を信じる、という意味ではテリオンにはオフィーリアが側にいるのもいいのかもしれない。信じてくれる他人が、自分と同じように裏切られ続けた過去を持っていることを知って、テリオンの心が少しずつ開いてゆく。

オルベリク2章3章

他のキャラクターでのパーティチャットではいつも落ち着いて冷静沈着な姿が印象的だけれども、オルベリク本人はずっとずっと迷っていた。主君を守れずに国を失った自分は、何のために剣をふるえばよいのかと。様々な場所でそれぞれの事情で剣を交えてゆく中で、オルベリクは気づく。というか初めから彼が剣をふるう理由は、彼自身の内にちゃんとあったのだ。ただあまりにも多くのことが起こりすぎて、そのことを忘れてしまっていた、もしくはその意味と向き合う自信がなくなっていただけなのだろう。自分自身を取り戻した今、その背後にいるものを追う。

トレサ3章

他のメンバーよりも年少の分、トレサは他人の人生経験から学び感じて道を定めてゆく。商船船長レオンの過去に、明るく爽やかに寄り添うトレサは商品の向こうに人を見ている。パーティチャットでも「物の価値は人それぞれ」ということを言っている通り、それがなぜ大事な品なのか、どの人の手に渡るべきなのか、どれほどの価値があるのか。それを見定める力をどんどん養ってゆく。すくすくと伸びる苗木のようにみてて心地よいシナリオだ。

アーフェン第3章

薬師という人の生死に近い立場の人だからこそ、重たい問いがのしかかる。この世に見捨てていい命なんてない、と思っていたけれども、だがそれはアーフェン個人が信じていることにすぎない。助けた相手が義理人情で生きているとは限らない、命はそれぞれたった一つしかないけれど、その価値は自分と他人では全く違うものだということ。「わからねぇ」と繰り返し呟くアーフェンの背中が辛い。余談だが、パーティの女性キャラクターにチャットで絡むたびに窘められるアーフェンが、とても彼らしくて好き。

ハンイット2章3章

物語を進めてゆくとオフィーリアとハンイットがどちらも美人である、ということがしばしば取り上げられている気がする。本人たちもチャットの中で「お互いに化粧の仕方を練習するか」と話しているところがクスリとする。もっと先になると思っていた師匠との再会は意外な形で叶った。そして今度は新しい目標が出来た。奇しくもハンイットが目指す旅の道程は、師匠のそれとほぼ全く同じものになっている。このまま立派な狩人となって大切な人を救ってほしい。「けしかける」は途中でモンスターを逐次捕獲して入れ替えをしなくてはならないけど、リンデが火力不足なのがちょっと心配。

 

物語を進めてゆく中で、少しずつ「奥義」を習得しはじめた。剣士の奥義がとてもド派手で高火力なのが嬉しい。バトルジョブの組み合わせよりも、アビリティで調整してゆく段階に入りつつある。